不便さの中の愉しさ

ヤマメの塩焼き

当たり前にある”家"や"暮らし"
そんな当り前さにマンネリして、ついありがたさを忘れてしまいがち
なので、時々は生活の場所を変えてみるのもオススメです。
すると、新しい視点が見えてきますよ。

 

私はアウトドア好きとして
当たり前の無い生活を物理的に体験するには
「キャンプ」をオススメします。

「キャンプ」は
家で過ごす時と違い、不便な生活になります。
だけど、その不便さを工夫して愉しむ事であたり間の事でも
とても充実感を感じられます。
そして、その不便さを体験すると
今の暮らしのありがたさが見えてくるんです。

 

日本に暮らしていると
水やお湯は蛇口をひねれば出てくる
ガスのコンロを捻れば火が付く
冷蔵庫には常に冷たい飲み物
すわり心地のいい椅子
使い勝手のいいテーブルがある
とても便利です。

しかし、一旦自然の中に入れば
普段とは逆で、不便な暮らしがある

水は水タンクに水を入れないと使えない
お湯は沸かさないと出ない
そもそも火は薪や炭を焼かないと無い
炎を着火するのも、維持するのも手間がかかる
飲み物は食材は腐らない為にクーラーボックスを持ち出す必要がある
椅子はそこら辺の石か、持ってこなきゃいけない
テーブルもそこら辺の石か、持ってこなきゃない

 

しかし、こういった「非日常」
の中を”自分たちで工夫していく事”で
より一層、当たり前になっていた便利さを楽しむ事が出来ます。

 

火をつける事一つにしても、薪をくべて
炭まで着火させる楽しさ
火力も、炭の量を見ながらコントロールする。
クーラーボックスで氷につけられたビールの上手さ
なにより、ガスや電気とは違う、生の火でつくる料理のおいしさ

これら「非日常」の中で生まれた
工夫した日常は、達成感があると共に特別な思い出にもなります。
そして、我々キャンパーにとってこれらの行動は
とてつもなく楽しいものです。

やってることは
”料理してご飯食べて”と
家でしている事と同じ事をしているだけなのに

場所を変えるだけで特別な気持ちになる。
最高に楽しい行為になる。

 

さらに

こういった”不便さ”を味わう事で

当たり前に水が出る
当たり前に火が出る
雨風をしのげる家がある
などなど
日常の当たり前のありがたさに気づいていく事が出来ます。

すると、家に帰った時に
こうした便利な生活があることのありがたさを知る事ができ
日常を大切にできるようにもなるんです。

 

こうした
「不便さの中に愉しさ」を見出すキャンプは
便利な世の中で生きすぎている、現代の人にとって
生きる愉しさや充実感が見いだせるのではないかと思っています。

皆さんもぜひ、キャンプ行ってみましょう♪♪

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