他人の価値観を気にしないコツ

「他人の価値観」というものを基準に生きてしまうと、

自分が意識していなくても、つい他人の意見を気にしてしまい

感情が振り回され、疲れ果ててしまいます。

 

特に会社勤めだと

「上司の価値観・会社の理念・業界や社会の常識」

に合わせる事を求められます。

 

そのたびに、自己否定し、反抗心が生まれ辛い気持ちになっている方もおられるのではないかと思います。

 

いったいこの

「他人の価値観で生きないため」

には、どのような思考をすればいいのだろうか、、、

 

私なりに考えた事を、

実体験を交えてお話ししてみます。

 

 


1.相手に振り回される日々

 

とある会社の飲み会で

 

上司A「お前ももうすぐ係長になるんだから、いい加減、お客さんを飲みに誘って、ゴルフ行って仲良くなって仕事もらってこいよ~。もっとお客と絡め絡め!」

「はい!そうですね。しっかり仕事もらえるよう頑張ります!」

(心の声:お客と飲み行っても楽しくねえし、それなら、家で一人でゆっくり飲むわい!

てか、なんで気を遣ってまで休日にゴルフなんてしなきゃいけないんだ!ばからしい!

そもそも自分が忙しくなるなら仕事なんざいらん!)

先輩「こいつに言っても行かないから、だめですよ。

ていうか、なんで飲みに行かないの?ゴルフやらないの?理由を教えてよ」

「そうですね...そろそろやらないといけないですね...................」←やんわりごまかす。

(心の声:あーもう、この会話早く終わってくれ~!プレッシャーが辛すぎる.....)

 

.......といったシーン、

私だけではなく、社畜精神が確立されていない、どのサラリーマンにもある心境だと思います。

 

このようなシーンの度に、

自分の心が、感情が相手の価値観に振り回され

”いったいなんでこんな事を言われなきゃいけないんだ”

という、反抗心が湧きあがったり、

”やはり自分が間違っているんだろうか、周りの人はみんなやっているのに”

自己嫌悪したり

幾度となく苦しい思いをしてきました。

 

苦しい思いをするたびに、

どんどん気持ちは下がっていき、サラリーマンとして生きる事に疲れ果て

疲れ果てては前向きな思考になれず、悪循環の連続でした。

 

こんな時どう考えていけば良いのだろうか悩んだものです。

 

 

 


2.そもそも違う生き物と捉える

 

そもそも人間とは、姿形は同じですが、

中身は全く異なる生き物なのだと捉える事にしてみました。

 

よく考えれば、私とその上司達とでは

今まで

「暮らしてきた場所、出会ってきた人、学んできた事、見てきたもの」

が全く違うのです。

なので、考え方や価値観は

 

”違って当然”

 

なのです。

 

私は基本的に、誰にとでも仲良くなることができません。

特に会話の内容・テンポ、性格の合わない方達にはなおさら心は開けません。

合わないと思ったら壁を作ります(笑)

 

だけど、上司は誰とでも仲良くなれ、社交的で、

苦手なタイプとも顔色一つ変えずに過ごせるタイプです。

合わなくても壁を作らず話します。

 

この性格の差は小さい頃からの

”生きてきた環境・関わってきた人”が違う

から差が出たのです。

 

そして、この性格差にどちらが正しい・間違いなんてないのです。

「あ~、この人と自分は違う生き物なんだな」というように

”違っている”という事を

「ただ認識するだけ」

が大切だと気付きました。

 

それなのに、、、

違って当然なのに、考えや価値観を合わせようとするから、無理が生じていたのです。

無理なのに、合わせようとするから、自分の心に摩擦が生じ、自分で自分を傷つけて、苦しい思いをしてしまう。

そんな”もったいない”考え方をしていたのです

 

 


3.もったいないに気づく

 

私と上司では、価値観が、というか生き物が違うという事に

すこしづつ気づき始めました。

まあ実際、話している時や職場にいる時は瞬時にそう考えるのは難しいですが、ここは練習です。

 

違う生き物だと気付くと、

その相手に

「なんなんだ、、も~めんどくさい奴め!!」や

「いちいちうるさいんだよ!!」

「こんな事言われて、嫌だな」

などマイナスの気持ちを抱く事

 

非常にもったいない事に気づいたのです!!

 

とろとろ歩く亀に向かって、

「さっさと歩けよ!なんで早く歩けないんだよ!」

というの無駄じゃないですか?(笑)

 

それと同じ様なもので、←ちょっとこじつけ(笑)

 

違う価値観(生き物)の相手に、熱いエネルギーを送るのはもったいないんです。

そのもったいないエネルギーを別の事に使った方が効率がいいんです。

 

しかし、自分でそうしちゃってる事を気づかずに、

相手のせいにしては、気持ちが下がり

結局は自分で自分を追い込んでいたのです。

 

 


4.具体的対処例

 

またもやとある会社の飲み会で

上司A「あれからお客さんと飲み行った?ゴルフは始めた?」

「いえ、行ってないです。ゴルフは遠慮しときます。」

(心の声:この人は、お客さんと飲み行って、ゴルフする事で、会社に認められるのがステータスな生き物なんだな、自分とは違うだけだな。)

先輩「え!?なんで飲み行かないの?ゴルフしたくない理由はなんなん?」

「飲みは、苦手なので、なかなかですね、、、ゴルフは音楽がしたいのでやりません。」

上司・先輩「!?!?!?!?」

(心の声:違う生き物だから、こんなこと言うと、きっと否定的に思うんだろうな。まっ違うんだから仕方ない事だ。

そんな事より、ブログネタ考えよ♪)

 

といった具合に思考をシフトしていきました。

 

ちなみに、これ以来、しつこく飲みに行けとも言われなくなったし、

ゴルフをやれとも言われなくなりました(笑)

きっと諦めたのでしょう(笑)

 

 


5.まとめ

 

とりあえず、オススメする考え方の順序として

 

まず意見の合わない相手、理解できない相手は

一旦「違う生き物だ」と考え、"事実を理解"する。

 

それから

「価値観の違う相手に情熱を注ぐのはもったいないな♪

なら違うことやろ♪考えよ♪」

 

と思考を楽観的にシフトしていくと上手く行き易いです。

 

ただ、相手と対話中はどうしても瞬時にこの思考ができにくいので、

後で考え直したりしながら、少しずつ練習していくと良さそうです。

 

私もまだまだ練習中ですので、

これを読んで下さった方は一緒に頑張っていきましょう。

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