コーヒーテイスティングも人生も一緒

先日から福岡にあるF-ANNEXさんで受けているコーヒー講座。
最近これが楽しくて、楽しくて♪

平日に開催しているので、なかなか今まで行くことが出来なかったのですが、
お仕事を辞めて、平日もフリーな私は、やっとこちらの講座に参加できました。

コーヒー講座って何するの?
って感じですが、私が受講してきたのは

「カッピング講座」と「ドリップ講座」です。

その中で今回はコーヒーにおける基本、カッピング講座の面白さについて書いてみたいと思います♪

 

そもそもカッピングとは?

カッピングとはカップをみる行為で(カップ=一杯のコーヒーの事)
コーヒーのテイスティングと言ったりもします
簡単にいうと、味見ですね(笑)

シングルオリジンと言われる、産地別に分けられたコーヒー豆があって
それら別々のコーヒー豆を、同じ条件で抽出し、味を比べていく。

さらに、その味の特徴をカッピングシートと呼ばれるシートに特徴や点数を記入し
コーヒーを「客観的」に評価していきます。

美味しいコーヒーの品種というのはたくさん存在しますが
単に美味しいだけでなく、どの部分が美味しいのか
アロマはどんなものを感じるか
酸味の質、強さはどうか、甘い酸味の余韻を長く感じるか?
フレーバーはどんなフレーバーを感じるのか
コーヒーの透明さはどうか
ボディ感はどうか

これらを、「客観的」に評価していく。
評価をした後は、みんなでディスカッションをしていく。

ついつい主観的に、好みで判断したくなりますが
「客観的」に味をみていく。

そして、1つ1つ項目別に見ながら、表現していく。
これが難しい....
例えば
[オレンジのような爽やかな甘い酸を感じながら、ネクターピーチのような甘くシルキーさの余韻が続く、ボディーは軽くて、バランスも良い]などなど

初めて行った時は、なんのこっちゃ分かりませんでしたが(笑)
ぶっちゃけコーヒーにそんなのあるのかよ!と思ってましたが(笑)

きちんと味を「客観視」していけば、何となく分かってくるんです。

同じ産地で採れた豆でも、生産者や栽培農園が違うだけで
全く違うコーヒーの味になるんです。奥が深い世界です。

 

さて、先ほどから私がしつこく書いている「客観的・客観視」という言葉。
コーヒーでも大事ですが、人生においても繋がる部分があるなと感じたのです。

コーヒーだって、豆本来の味を客観視して知らなければ
その後に、アレンジ(ドリップコーヒーやカフェラテ・カフェオレ等)
をやろうと思っても、きちんとした味を自分でコントロールして出せない。
だって基本の味を知らないから。

人生でも、自分自身を客観視して知らなければ
どんな仕事をしようか、どんな人と合うのか、どんな人に学べばいいのか
色々な選択をしていく時に、本来の自分に合うルートをコントロールしていけない。
だって基本の自分を知らないから。

さらに

コーヒーだって味を客観視することで、美味しいを分別して理解できる。”理解”できるからもっと好きになれる。

人の感情もそう
怒る時も、ただ怒るではなく、客観視することで、なぜどんな事に怒っているのかを”理解”し、もっと自分が分かり、怒りも安らぎ、自分を好きになれる。
喜ぶ時も、ただ喜ぶのではなく、客観視する事で、なぜどんな事に喜んでるのかを”理解”し、もっと自分が分かり、楽しくする方法がわかり、自分を好きになれる。

 

「客観視」することは、私が初めてカッピングを受けた時の様に、初めは何のこっちゃ分からない。
でも徐々に、味の分別や、表現も分かってきて、そのコーヒーのことを理解できる。
理解出来ることで、ミルクと相性がいいとか、湯温をどれくらいで淹れようなどを決めていける。

自分自身のことも一緒。
自分はどんな時に不安になる。怒りやすい。喜ぶ。順調に過ごせる。
自分なりの言葉で、自分自身のタイプを表現していく。
こうして、自分自身を理解していく。
理解することで、自分自身が取るべき行動。とってはいけない行動が見えてくる。

自分自身のことは、分かってる様で、分かってない。
だから、「客観視」って大事。

人生もコーヒーも抽象度を上げれば一緒なんですね。

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