見つけるべきは「働き方」ではない「どう生きたいか?」

自分は、どう生きたいのか?

これって結構難しいテーマだと思っています。
もしかしたら、一生をかけて探していくものなのかもしれません。

この「どう生きたいか」

という言葉を細かく言語化すると

どんな暮らしがいいか?
どこで暮らしたいか?
どんな気持ちで過ごしたいか?
どんな人と関わっていきたいか?
どんな目標を達成していきたいか?
どんな仕事をしたいか?
etc…

とかなり枝分かれしていきます。

中身を見れば、わかるのですが、これって、

「どんなライフスタイルを過ごしたいか?」

ということ。

僕は、長年、このどう生きたいか?
というものが仕事や職業とほぼ100%直結していると考えていました。

「生き方=働き方」

と考えていた。

でも、違うんですね。体験を通してようやくわかった。

先ほども申し上げたように、
「どう生きたいか?」は

どんなライフスタイルを送りたいか。

つまり、働き方はそのライフスタイルの一部でしかない。

だから、個人でビジネス成功をさせるのが正解だ!とか
会社員のままは不自由だ!とか
そんなのも、大きな問題ではない。ただの一部だ。


でも、僕は、ずっと「生き方=職業」と勘違いしていた。

僕は、8年間、プラント工事関連の現場監督をやっていたのですが

「こんな生き方は嫌だ!生き方を変えたい!」

ずっとそう願っていました。

「職業が変われば、生き方は変わるはずだ!!」

そう思い、悩んだ挙句、個人事業主を立ち上げ
自由で好きなことだけを仕事にするんだ!
と意気込み働き方を激変させ、”生き方”を変えようとした。

でも、、、、

結果待っていたのは、時間とお金のプレッシャーに追われる生活。

そりゃ、前職(現場監督)に比べれば
怒鳴られるとか、接待するとかの人間関係のストレスは減ったけど

逆に売り上げが、生活に直結する自営業は
そう簡単に心から休むことができない。
休んでいると罪悪感が襲ってくる。

という別のストレスが増えた(笑)

自営業は、経理も営業も、基本全部自分でしなくてはならない。

好きなこと”だけ”やって生きてますって人いるけど
頑張らなきゃいけないときは頑張らないといけないし
好きなこと”だけ”なんてのは嘘なんだと知った。

生き方=働き方 と思い込んでいた僕は、思わぬ落とし穴に落ちた。

だからこそ、

自分が「どんなライフスタイルがいいのか?」をしっかり確立しておく必要があると思ったのです。

ちなみに
僕の「どう生きたいか?」にはこんな事があります。


・ストレス少なく、のんびり暮らしたい
・時間に余裕があって、落ち着いた気持ちで暮らしたい
・健康的に、運動もやってみたい。
・自分の好きなことを追求していきたい。
・自分の好きなことを収入にしてみたい。
・好きなことをやって、喜んでほしい。
・自然あふれる場所でのんびり過ごしたい。
・日々、新しい事に挑戦していきたい。
・年を重ねても、進化し続ける自分であり続けたい。
・バカ話や真剣な話ができる人たちと関わっていたい。

とまあ、なかなかふわっとして、曖昧なニュアンスが多いですが(笑)

上記の内容を満たすライフスタイルが好きです。

ここで昔、僕が勘違いしていたのは

「仕事(会社)に拘束されない生活だと、全て叶えられる」

と思っていたのです。

今でこそ、上記にあげたライフスタイルで過ごしていますが

数年前、現場監督という職業をやっているときは
「この仕事を辞めて、好きなことを仕事にしない限り、このライフスタイルは叶えられない」と強く思い込んでいました。

理由は、先ほども言った通り

生き方=働き方

と思い込んでいたから。

その後、思い切って、働き方を自由な自営業に変えたのですが

理想のライフスタイルにはならなかった・・・・

確かに好きなことはやっているんだけど
常に時間に追われ、売り上げに追われ、

ストレスなくのんびり暮らす・・・
とはいかなかった。

この時にやっと

生き方=働き方

ではないことを知った。

時間とお金をかけ、体感を通して知った。


現在僕は、会社員+個人事業をやっている。

しかし、先ほどあげたライフスタイルを網羅する生活を実現している

例をいくつか挙げると

>ストレス少なく、のんびり暮らしたい
>時間に余裕があって、落ち着いた気持ちで暮らしたい
現在週休二日の有休もとりやすい職場で、家から10分圏内の会社で働き
残業もほぼなく、時間に余裕のある生活をしている
会社の人間関係も良く、収入も安定して入ってくるし
落ち着いてのんびり暮らしている。

>自分の好きなことを収入にしてみたい。
個人でギターレッスンを行ったり、コーヒー豆の焙煎・販売を行ったり
音楽制作をして収入を得ている

>自分の好きなことを追求していきたい。
ジャズギターや楽曲アレンジの勉強に毎日取り組んでいる

>日々、新しい事に挑戦していきたい。
>年を重ねても、進化し続ける自分であり続けたい。
New Work Styleというオンライン上のグループを立ち上げ
新しい働き方について、みんなで模索している。
また、随時、セミナーも行う予定

>バカ話や真剣な話ができる人たちと関わっていたい。
全国にそして、近場にもバカ話や真剣な話ができる人間関係がある。

とまあ、こんな具合に満たされている。
いやあ、リア充だ(笑)

個人事業主で自営をやっていた時には手にできなかったライフスタイルを叶えられている。

理想のライフスタイルを叶えられることを「成功者」と定義するなら、僕は現在成功者だ。

別に、会社員でも成功者になれる。

個人事業主や自営業じゃなくても、 情報発信なんて一生懸命やらなくても、一生懸命得意を見つけて伸ばして起業しなくても

理想の生き方は会社員でも、十分に叶えられる。

それを、視野を狭くしてしまって

「会社員のままだと、ストレスが多い!
やっぱり会社員を辞めなきゃ、自分の理想の生き方にはたどり着けない!」

と勘違いしてしまう。

もっと視野を広げたほうがいい

生き方やライフスタイルという定義を細分化し、細かく枝分けする。しっかりと言語化する。

自分にとっての「成功」とは何か?を定義する。

そして、そこに必要な働き方は何なのか?

本当に自営業じゃなきゃダメ?
個人事業じゃなきゃダメ?
情報発信やらなきゃダメ?
本当に全部好きな事だけやっていける体制はある?
転職は考えられない?
現状で叶えられるんじゃない?

と、視野を高く、冷静に、客観的に見つめてみると

案外、

自分が目指していたことが間違っていたんだな~~
ベクトルが別の方向に向いていたんだな~~

と気づくことがある。

それでも、気づかないなら、いっそ僕みたいに
思い切って会社を辞めて、自営業してみて、体感してみるのが早いのかもしれない。借金を作ってしまうかもしれないけど(笑)

そんなもの後で返せばいい。
それ以上に経験と、自分の人生における”納得感”は増えると思う。


見つけるべきは、「働き方」ではない。どう「生きたいか?」

どう生きたいか?を細分化する。細かく定義することで

自分にとっての「成功」という形は見えてくる。

もし、誰かの「成功」の形を真似していたり
何か一つの働き方にこだわっている感覚があるのなら

どう生きたいか?を細かく言語化し、定義つけすることをおススメします。

そうそれば、”本当の自分”というものを知るきっかけにもなるから。

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