ギタリストの皆さんがご存知のペンタトニックスケール。
私が初めてその存在を知ったのは大学生の事でした。
tab譜に書いてある事しか弾けなかった当時の私には、
この手法を覚えればアドリブが出来る!という衝撃の事実を知り
感動したのを覚えています。
そんな感動のペンタトニックスケールについて、
まだ知らない方に知って、感動してほしく
ブログにまとめてみました。
よろしければご参考にしてください♪
ペンタトニックスケールとの出会い
大学生の頃、友人とよくYoutubeで「char meets」
という、日本を代表するロックギタリスト''charさん''が
いろんなギタリストと会話をし、ひたすらアドリブセッションするという、すさまじい動画を見て興奮していたものです。
しかし、
アドリブセッションなんてプロじゃないとできないよ!
アドリブは高尚なギタリストしか出来ない!
と思っていた私に、その友人が
「こうた!! ''ペンタトニック''とかいうやつ使ったら、アドリブできるらしいよ!」
......という衝撃的な一言を放ったのです!
よくよく彼に聞くと、ペンタトニックスケールという
指板上の特定の場所を押えれば、楽曲にそれらしく合わせれられる法則があるとの事!
「やっぱアドリブには、こんな裏ワザがあったんや! プロの勘で弾きよったわけやないんや!」
....と感動したのを覚えています。
しかし、当時音楽お友達は彼しかおらず(笑)
どこを押えて、どう使えばいいのかまでは分からず、
ひたすらネットや本でペンタトニックスケールの使い方について調べ、独学で身に着けていきました。
「ぺんたとにっくすけーる?」って何したらいいの?
まず私と同様で
「'ぺんたとにっくすけーる'を使うって何したらいいの?」っていう方も
おられるかと思います。
とりあえず使い方を率直に言うと、
初めのうちは,,,,,,,
「曲のkeyに合う''メジャーペンタトニックスケール''を押えて弾けばいいんです!」
............!!?!?!?
つべこべ言わず、早速実践してみましょう!!!!(笑)
ではまず、[keyC]の曲をかけながら、、、
っていきなり[keyC]の曲と言われても分からんわい!ってなると思うので、
とりあえず「The Beatls」の「Let it be」を流しながら
下表の丸印の位置を押えて、曲に合わせて、合いの手入れるような感覚で適当に弾いてみて下さい♪
(ミュージックスタート! ♪~~~♪~♪~~♪♪~~)
なんとなーく。なんとな~~く曲と合いませんか??
次は小節の終りに赤印(ルート音)を弾くように弾いてみて下さい。
(ミュージックスタート! ♪~~~♪~♪~~♪♪~~)
どうでしょう?
なんとなく「ビートルズの一員」なれた気持ちになりませんか?笑
この感覚が「ペンタトニックスケール使い」の最初なんです。
始めは演歌や民謡みたいになりますが(笑)
それが日本人らしさというものです(笑)
のちに、チョーキングとかスライドを使えば、だんだんそれっぽくなりますよ(笑)
ちなみに、上記の表以外にCメジャーペンタトニックスケールは
指板の上から下まであるので、後程紹介します。
なぜペンタトニックスケールがアドリブに向いているのか
そもそもなぜ、ペンタトニックスケールを弾けば、アドリブできやすいのか。
不思議ですよね~~...
私も気になって、一応勉強したので、うんちくを語りたいと思います。(面倒な方は優しくスクロールを♪笑)
メジャーペンタトニックスケールとは
メジャースケール「ド レ ミ ファ ソ ラ シ」という[7音]の中の
「ド レ ミ ソ ラ」の[5音]だけを使っています。
人は何かの曲に適当に歌って合わせる時、この[5音]を使っていることが多いとのこと
1オクターブの音階は全部で12音あって、12音全部を使って即興で適当に歌うのは、非常に難しいのです。
その理由からか、歌を歌えるようになり始めた子供の頃、簡単な童謡や歌を歌ってきましたが、
あれらの曲のほとんどが[5音]できています。
簡単な使いやすい音程を使うからこそ即興に向いているのかと、
そして なぜ、メジャーペンタトニックスケールの[5音]は
「ド レ ミ ソ ラ」なのかといいますと、
メジャースケール「ド レ ミ ファ ソ ラ シ」にある[7音]の中で
[ミ・ファ] [シ・ド]の音の感覚は'半音'です。
メジャーペンタトニックスケールは、この半音関係の[ファ(4度)][シ(7度)]を抜いています。
半音関係の音を抜いている理由として、
音程は'全音違う'より、'半音違う'と、ものすごく間違って聞こえてしまいます(汗)
'全音違い'なら、なんとなく雰囲気をごまかせるのですが、
'半音違い'は、うわ!やっちゃった!って音がでます(笑)
故にメジャーペンタトニックスケールは、初めから半音を使わないようにしている為
なんとなく合わせやすいのでしょう。
これらがアドリブに向いているという理由の一つなのです。
メジャーペンタトニック表
さて先ほど、ご紹介するとお約束した
Cメジャーペンタトニックの表です。(赤印はルート音)
初めてこの表を見たとき、こんな表覚えられない....
と愕然としました(笑)
なので
私なりの覚え方のコツとして、
5つのブロックに分けて覚えると覚えやすかったです。
例えば、
・2f~6Fのブロック
・5f~9fのブロック
・7f~11Fのブロック
・9f~14fのブロック
・12f~16Fのブロック
このように、5つのブロックごとで弾き
形を覚えていくと、覚えやすかったです。
ちなみに、この5つのブロックごとには、コードの[A G F D C]のコードフォームがこっそり含まれています!!
このコードフォームをイメージすると、より覚えやすいです。
コードフォームとスケールの関係は、いつかご紹介しますね♪
あと、今回の表はCメジャーペンタトニックスケールでしたが、
実は他のKeyの場合では、押える場所が変わってしまうんです!(汗)
「そんなの、全部覚えるとか絶対無理やん!」ってなったと思いますが、
ギターの素晴らしい所は、
ピアノと違って、同じ形のまま横移動すればいいだけなんです!
こちらも、詳しくはいつかご紹介いたします♪
まとめ
ペンタトニックスケールという即興魔法を手に入れて以来、
ギターの楽しさが500倍くらいに増しました(笑)
アドリブソロが出来るってこんなに楽しいのかと!
それまでは覚えたギターソロやフレーズをそのまま弾くだけだったのが
好きに弾けるようになったので、作曲したり、自分のフレーズを作りたくなります。
始めは覚えるのに少し苦労があるかもしれませんが
「ギターが絶対もっと面白くなる!!」
ので、少しずつ覚えてみてはいかがでしょうか?
皆さんもぜひ試してみて下さい!!
最後までお読みいただきありがとうございました☆
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