こんにちは！こうたです。
最近、とあるイベントを企画していまして、そこでライブをし
一曲だけ、”鍵盤弾き語りとギター弾き語り”でコラボ演奏する楽曲があります。
それはSalyu&桜井和寿の楽曲
「To U」です。
この曲、実はとっても難しくて...笑
女性ボーカルパートの後に、男性ボーカルパート、そして、最後に転調するという曲構成になっていまして
つまり、3回転調する曲になっています。
曲中のコードチェンジの多さ。オンコードの多さにギター は悪戦苦闘。
さらに、演奏するだけでも難しいのですが、弾きながら歌い
加えてコーラスパートもあります。
この曲をやろう！と二人で決めてから、各個人で、かなり練習を積んできました（笑）
そもそも、コーラスパートを歌う機会が今まで無く、初めてのコーラスです。
始めて、原曲のメロディに合わせコーラスを練習した時は
何度歌ってもメインパートのユニゾンになる始末（笑）
DTMでコードを鍵盤打ちし、オケを作って
メロディラインを打ち込み。コーラスパートを体に叩き込んでいきました。
そうしてやっと、なんとかコーラスを歌えるようになったのです。
もちろんギターの練習も合わせて進行していきました。
そんなこんなで、やっと合同練習。
初めは、相手のパートにつられそうになったり、ミスも多かったのですが、徐々に徐々に声が綺麗に重なり始め、鍵盤を弾くリズム、ギターのリズム、キメの部分が、練習を重ねる度にあっていく。
これがね〜〜、、、、、
本当に心地いいんです。
「To U」って聞くだけでも、とっても綺麗な曲だし、ドラマチックな曲なんですが、
実際に自分たちで演奏すると、曲の持つ完成度、綺麗さ、ドラマチックさが鮮明に見えてきます。
やはり曲を細かく分析するからでしょう。
そして、鍵盤とギターと歌というシンプルな構成だからこそ見えてくる気がします。
こうして、練習を重ねていく事がとても楽しくて。
久しぶりに、ライブをしたい！この曲を人に聞いて欲しい！
という気持ちが自然と出てきました。
この感覚、実は僕の中で結構久しぶりな感覚でして、
う〜ん、、ぶっちゃけて言うと、3,4年ぶりかもしれないです（笑）
曲を作って、それを自分でめっちゃかっこいいと自画自賛して（笑）
楽しくて、ライブやっていた頃の感覚を思い出してきた気がします。
音楽って、誰が上手、誰が下手とかの勝ち負けの世界がちょっとあったりして
そうなってくると、なんだか、音を楽しむということを忘れちゃってる気がしてて
なんだか、それが嫌で、ライブ自体をやる楽しみが分からなくなって、ライブやらなくなってしまって。
ただ、単純に楽しめばいいだけなのに、それができなくなってしまっていました。
でも、今回こうして１つの曲を、一緒に仕上げていく過程、自分も成長し、相手も成長し、それが重なった瞬間に出てくる、大きなエネルギーを感じ。
「あ〜。これだこの感覚だ！」
と、楽しめている自分がいます。
もちろん技術的な部分。音楽的知識も増え、より細かく曲を表現できるようになった事も楽しさの１つなのですが、
こうして楽しめた一番の要因は。
「自分で自分の良い部分も悪い部分もちゃんと認めて、好きになってこれた」
ことなのかもしれません。
上手にやろう！じゃなくて
「To U」という曲の意味、世界観、そこに重なる自分の感情をちゃんと表現していこう！
という気持ちになる。
これが、演奏して、心地よくなって、音を楽しむという事なのかと今更ながら実感しています。
そして、同じ感覚を持った相手と、演奏する事で、より音を楽しむ効果が倍増している気がします。
音楽って、本当に楽しい。
ずっと続けてきて良かったし、これからも、続けることに意味がたくさんある気がします。
ちなみに、ライブは9月1日福岡市内で行います。
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