「左手が小さい悩み」
ギターを弾く方に共通していると思いますが、
左手の大きさに悩んでいる方多いと思います。
女性の方や、子供さん、手の小さい男性。
私も男ですが、手は大きい女性の手よりも小さいです(笑)
指も細いし、握力ないし、指輪も奥さんと同じサイズ(9号)だし、
女の子のような手なのです(笑)
なので、今までギターを弾いてきて
"握りこむスタイル"
がいいのか,
"手首を返すスタイル"
がいいのか
思考錯誤しながら悩んだものです。
「真似るギタリストとの体格差」
私は海外のギタリストが好きで、
ジミーペイジやクラプトン、ジョンメイヤー、ジョニーウインター等の
動画を見て運指を真似てみたりしていました。
真似てはみるけど、あの押え方・運指は不可能でした。
だって彼らは親指握りこんだまま、六弦小指で押えたりするし(笑)
ほぼセーハ(手首を返し弦を押える押え方)しないし、
コード押えたまま、親指でのオンコードの領域やばいし、、
結論からいくと、
そもそも彼ら外国人と我々日本人では、
「手の大きさ・握力が違うのです」
特に私の様な小さな手はもってのほか(笑)
(握りこむと小指が六弦に届かない....汗)
加えて、昔はRockギターを弾くことが多かったため、
参考にするスタイルもRockギタリストの弾き方ばかり
Rockギタリストの方は握りこむスタイルが多く
私もそれを真似て左手を握りこむスタイルで弾いていました。
しかし残念ながら
そもそも彼らとは体格に差があったのです....
そりゃ上手く抑えられんわな...
「握りこみのデメリット」
私の様な手の小さいギタリストは、握りこむスタイルに
とてもデメリットが多い事に気づいたのです。
デメリットを写真をふまえ、いくつかあげますと、、、
・運指の範囲がただでさえ狭いのに、さらに狭くなる
・多様なオンコード系の音を押えられない(写真:Esus4 onB)
・テンション系の複雑なコードが押え辛い(写真:Em7 #9) 注:抑えられていません
・コードからオブリが入れずらい(特に低音)
・セーハ系のコードで、弦を曲げて押えてしまいがち、よってピッチが出づらい
・ネックを握りこみ、力が入りすぎる
・ギターのネックの広さ・太さに演奏が左右されやすい(ガットギターだと弾けなくなったりする)
といった具合で、不利な事が多いのです。
「手首を返すメリット」
では手首を返すスタイルはどういったメリットがあるのか!
メリットとしては先ほどのデメリットの逆で
・運指の範囲が広くなる
・複雑なコードを押えやすい(写真:Esus4 onB)
・コードからオブリが入れやすい
・セーハ系のコードのピッチがよくなる
・低音で小指が使える為、音の幅・表現が広がる
・ギターのネックの広さ・太さに演奏が左右されにくい
・なんだかインテリギタリストになった気分がする(笑)
(画像 長岡亮介氏)
なかなか良い事づくしですね!!!
手首を返すメリットに気づいて頂けたと思います。
「手首を返すスタイルを諦めないで...」
''手首を返すスタイル''は
今まで''握りこむスタイル''をやっていた人にとっては
運指が不慣れになり
今までの様にソロが弾けなくなったり、チョーキングできなかったり
単音カッティングしにくかったりします。
私も、''手首を返すスタイル''がいいと頭で分かりつつも、
結局弾けないから、楽しくなくて、すぐ諦めてしまっていました。
というか、この''手首を返すスタイル''をやっている人が少なく、
やっぱり間違っているんじゃないだろうか?と疑い
良さすら分からないまま、元の''握りこむスタイル''に戻っていたのです。
しかし、ある時YouTubeでよくJazzguitar講座をアップしている
ジャズギタリスト宇田大志さんの動画の中で
「僕はほとんどネックを握りこむことは無いですね」
「コードは親指使わなくても、全部押えれるんですよ」
とおっしゃっていた事をきっかけに
''ギターは握りこんで弾く''という概念が頭から外れ
自分も握りこむ事をやめてみようと決めました。
''握りこまないでどこまで弾けるか試してみようと''
それ以来、
手首を返した状態でスケール練習やクロマチック練習を繰り返し、
手首を返した状態で、コードを弾く練習をし
手首や指の疲れがなんだか心地よくなり(笑)←充実感があるという事♪笑
少しずつ運指が出来るようになってきました。
すると
今まで避けていたオンコードの複雑に入った曲も
コードをごまかさず弾くようになり(笑)
カッティングのミュートもきれいに鳴らせるようになり
コードにテンションノートも入れやすくなりました。
確実に音の幅が広がったのです。
自分にはこの弾き方なんだなと、
しっくりきています
「まとめ」
手が小さいと、参考にする動画も少なく、
''握りこむスタイル''
''手首を返すスタイル''
どちらが正しいのか分からなくなります。
手が小さい私の経験と見解では、
手が小さい人は''手首を返すスタイル''の方が、
間違いなく表現の幅が広がると思います。
ぜひお試し下さい。
※はじめは手首を痛めつけないように注意です
ゆっくり少しずつ慣れていく過程を楽しみましょう。
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