ギターにおけるトライアドってご存知でしょうか？
トライアド（三和音）とは、３つの構成音で成り立つコードのことを言います。
ギターという楽器は、特に理論がなくても
コードの形を覚えるだけで曲が弾けてしまう楽器です。
アドリブだって、ペンタトニックスケールを用いれば
簡単に出来てしまいます。
私も、それで弾けて満足していた所はありました。
でも、曲をアレンジしたり
ギターの雰囲気を変えて弾いたりする時に
とても単調で、いつも同じ音になっていて、飽きてきたのです。
ワンパターン演奏に、ワンパターンのギターソロ
進歩のない日々にモヤモヤしておりました。
でもどうすれば改善できるのか分からなかったのです。
理論なんか正直面倒くさそうだし、大変そう。
使いこなせるようになるまで、やりたいけど時間がかかりそう。
手取り早い方法を見つけなければ
曲を練習する時間がなくなってしまう。
という考えから、なかなか先に進めていませんでした。
今まで、ギターを何年もやってきておきながら
基本の基本をずっとおざなりにしていたのです。
しかし、ある時、トモ藤田さんの
３音でギターを制覇するトライアドアプローチ
という本を見つけることができました。
この本は、アドリブがスケール一発で単調になっている人
アレンジがワンパターンになる人へ向けた本です。
トライアドを身につけていく事によって
同じコードをあらゆるポジションで弾く事ができ
指板全体で曲を弾けるようになります。
つまり、指板全体が友達になります。
例えば、サビは六弦全部使って、解放メインで弾くけど
AメロやBメロはハイポジションの1~4弦だけで静かに弾いたり。
コードの流れに合わせて
ギターソロを構成していけたり
が出来るようになってきます！
こうする事で、同じコードを弾いていても
曲にメリハリをつけれるようになりました。
これには感動しました！！
ただ、なかなか地味な練習なので
飽きずにやるのが大変ですし、本当にこんなので上達しているのか？
と諦めたくなりますが（笑）
毎日続けていれば、だんだん変化が体感できるようになって
私自身、更にギターが楽しくなりました。
ぜひ、演奏がワンパターになる方。
指の形だけでコードを覚えている方。
スケール１発から抜け出したい方。
トライアド（三和音）の習得をお勧め致します。
私自身、まだまだな所はありますが、一緒に頑張って
指板全体を友達にしましょう♪
最後に動画を貼り付けておきます♪
こちらの演奏は
AM7→Bm7→C#m7→DM7のコード進行を2巡させたものです。
1巡目は一般的に使われる大きな形のコードを使い、コードトーンを混ぜて弾いています。
２巡目はトライアドでコードを小さくしてポジションを変えて弾いています。
このように、トライアドを使えば
同じコード進行でも、アレンジの幅が広がり
ギターがもっと楽しくなります♪
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